『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【スポーツ】

松井昇格即弾 得意の「遅刻」が吉兆

昇格即ゴジラ弾だ!レイズの松井秀喜外野手が、ホワイトソックス戦の4回に右翼へ今季1号2ランを放ちました。この日は傘下の3Aダーラムからメジャーに昇格し、いきなり「6番・左翼」で先発出場し、昇格を自ら祝う号砲を飛ばしました。

当日移動で飛行機の遅延により全体練習に参加できませんでしたが、そんな時こそ活躍する「遅刻王」らしい一発が放たれ、松井のメジャー10年目のシーズンが華々しく幕を開けました。

<試合結果>
やはり松井の輝く場所はメジャーの舞台で、4回「完全男」右腕ハンバーの初球、90マイル(約145キロ)の外角直球を高々と右翼席中段へ運び、さっそうとベースを一周しましたが、その姿には、ほんの少しだけ違和感がありました。それは、この日合わせたユニホームのズボン丈が短いというハプニングのせいでした。

「間違えてサイズを注文したらしいんだよね。ちょっと短いんだよ。(プレーへの影響は)大丈夫だったけど」と話していました。

豪快なスイング、完璧な当たりを「甘い球だけど、しっかり打てたと思う。いい打撃だった」と自画自賛されていました。3Aの13試合で打率・170、0本塁打と低迷していた姿とは別人で、メジャーに上がったことで自然な気持ちの高ぶりが「あったのかもしれない」。加えて松井が力を発揮する条件がそろっていましたので、合流初戦という「大舞台」。そして不可抗力ながら「遅刻」したことでした。

この日は午前10時26分発の飛行機でインディアナポリスを出発し、アトランタ経由で午後2時にタンパに到着予定は、乗り継ぎ便出発が豪雨のため41分遅れました。3時半頃に球場到着され、さらに諸手続きに時間を要し、全体練習に参加できなかったが、それでも体調を確認してきたジョー・マドン監督に「アイム・レディ(準備できている)」と即答しました。「ケージで多少打った」という最低限のルーティンだけで臨み、最高の結果を出しました。遅刻は吉兆、巨人時代の95年の球宴第2戦では3安打でMVPになりました。09年のヤンキースでのワールドシリーズ第2戦でも決勝弾の大舞台と遅刻は、松井と切っても切れない関係との事です。

アスレチックスに在籍した昨年9月9日のレンジャーズ戦以来となる本塁打で自身の開幕戦ではメジャー10年で5発目となりましたが、2カ月遅れの開幕で本拠地のファンに強烈な存在感を示すとともに、人工芝のトロピカーナ・フィールドの守備も「多少不安はあったけど、やってみて大丈夫だった」と手応えを得られていました。

26日からの4日間で合計で約3100キロを移動し、ドタバタのメジャー初日にも「大丈夫」と笑い飛ばされていました。「忘れられない一発?」と問われると「どうですかね。なるのかもしれないですけど、どうかな…」と真剣に考え込んでいました。あくまでマイペースが持ち味のゴジラが逆襲の号砲を高らかに鳴らしていました。

・レイズ・マドン監督は「本塁打は凄かった。ゴロでも一生懸命走っている姿も良かった。長時間移動してきたにもかかわらず、懸命にプレーしていた。彼のようなベテランは尊敬に値する。」
・ホワイトソックス・福留(レイズと対戦も、松井が遅刻し対面できず)「松井さんの復帰1試合目に自分がいられるのも、何かの縁なのかな。メジャーで活躍している姿を見ることができてうれしい。」
・星稜野球部・山下智茂総監督(松井の恩師)「ニュースで見ました。3Aで苦しんだ悔しさを一気にぶつけた感じでしたね。スイングが全然違う。3Aでは結果にこだわって当てにいく打撃でしたが、きょうは思い切り振っていた。このフォームで打てれば今後も活躍できると思います。 」と話されていました。

【スポーツ】

阿部から杉内へ「巨人に来てくれて、ありがとう」

交流戦 巨人2─0楽天(30日・東京ドーム) 巨人・杉内俊哉投手が、楽天戦(東京D)でセ・リーグ39度目のノーヒットノーランを達成しました。今年4月6日に広島・前田健太がDeNA戦(横浜)で成し遂げて以来、今季プロ野球2人目で史上75人目。9回2死まで完全だったが27人目の代打・中島に四球を与え、108球で内野ゴロ8・内野飛球1・外野飛球4・14奪三振の力投で両リーグトップの7勝目。試合も2―0で勝ち、今季最多タイの貯金7となりました。

興奮のるつぼと化した9回2死。完全試合の偉業達成を前に阿部は一人冷静でした。ゆっくりとマウンドへ歩み寄り、杉内に笑いながら話しかけられ「中島と相性悪いらしいね。そうはうまくいかないよ」と話され、代打の中島とは通算7打数1安打2四球、相性は決して悪くない女房役として左腕をリラックスさせるための配慮だったそうです。

球威、キレ、制球力―。初回1死から内村を見逃し三振に仕留めたところで「今日はムダ球はいらない」と決めるほど全てが抜群でした。2回のガルシア、3回と6回の枡田、6回の田中と4度も3球三振となり、「本来は球数が多くなる投手だけど、今日は3球勝負できるキレもあった」とストライクゾーンの中で打者の狙いの逆を突くことだけを考えていたとの事です。

杉内が巨人に移籍してから最初にバッテリーを組んだのは、2月16日の紅白戦(サンマリン)でした。大小2種類のスライダーのサインを分けずに臨み、「WBCでも受けているし、多分大丈夫」という安易な考えだったが「小さいスラがいつの間にか(自分の)胸に当たっているんだ」。

真っすぐの軌道から球が消え、本塁ベース付近でワンバウンドし、構えていたはずの自身の体に当たり、捕手人生で初の衝撃で「すごいピッチャーが来たもんだ」。と話しその後、スライダーのサインを分け、ブルペンでの目慣らしを繰り返し行ったそうです。

ノーヒットノーランの女房役は初体験で、両軍無得点の7回2死で左前安打を放ち、高橋由の決勝2ランへと導くなど攻守で貢献されました。「俺、気づいてなかった。7回くらいに『あっ、そうかな』って。いい経験をさせてもらったよ」。試合後のロッカールームで左腕に頭を下げて「巨人に来てくれて、ありがとう」と話したとの事です。

巨人・斎藤投手コーチ「マー君効果でしょ。いい投球をされると杉内だってせざるを得ない。由伸が(本塁打を)打ってから、いけると思った」
巨人・岡崎ヘッドコーチ「パーフェクトは運もあると思うけど、点は取られそうもなかったね。バッターにスイングをさせてなかった」と話されていました。

【経済】

資源エネ庁 ガソリン価格、8週連続低下

資源エネルギー庁が30日、石油製品市況動向調査によるとレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(28日時点、全国平均)は前週比2.0円安の147.4円と、8週連続で下落したと発表しました。

欧州の信用不安を背景に原油価格が続落しているため、みずほ総合研究所は「欧州不安が簡単には片付きそうになく、今後も下落基調が続く」とみています。都道府県別でも47都道府県全てで値下がりしています。

それでは本日も一日よろしくお願いします。 日本水道センター

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