『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【サイエンス】

抜群のフィット感 ブラジャーから生まれた「アポロ宇宙服」

ブラジャーにおけるフィット感やサポート力を改善するために必要な技術はアポロ計画で使われた宇宙服にも生かされています。実際ILC社でブラジャー等を縫っていた工員たちが宇宙服を製造しています。

『Uplift: The Bra in America』によると「女性は、1863年から1969年にかけてブラジャーに与えれられた1,230件以上の米国特許のほぼ半分を身に着けている」という事です。

ブラジャーにおけるフィット感、汎用性、サポート力を改善するために必要な複雑な技術は、Playtexというブランドで知られるInternational Latex Corporation(ILC)社[現在はILC DOVER社]の成功した事業を生み出してきています。

有人飛行ミッション用の宇宙服をデザインするという米航空宇宙局(NASA)の当初の試みは凝り固まった思考でうまくいかなかったそうです。数々の試作品もまた柔軟性に欠けており、服というよりも不格好なスズ缶といったものでどれも実用的ではなかったとの事です。

NASAは1962年に複数の民間企業に対し、月面で歩くという条件に耐えられる宇宙服を作る提案を出させ、8社が企画案を提出しました。そのうちILC社だけが航空宇宙業界には初めて参入する企業です。

構造によってサポート力をもたらす製品に前々から精通していたILC社は、飛行士の身体を守りつつ自由な動きをもたらすゴム製の柔軟な連結部がある衣服タイプの宇宙服を提案しました。同社は相互に機能する手作りの21のレイヤーからなる宇宙服『A7L型』を制作する契約を獲得しました。

普段ならブラジャーやガードル、ゴム製おむつを縫っているILC社の裁縫婦たちがA7L型宇宙服を制作するスタッフに選ばれました。

裁縫婦たちは、ピンを使用せず0.4mmの誤差以内で裁縫しなければならなかった為、従来の軍事産業の原則にしたがって制作されるものというよりも洋裁のような手工芸的なものだったことは間違いないとの事です。

何人かの裁縫婦たちはひとつのレイヤーに自分の名前を書き込むことによって、自分自身も宇宙へ送り込みました。その後も裁縫婦たちの多くは宇宙ステーション時代に至るまで米国における数々の宇宙服の制作に携わりました。

【サイエンス】

ES細胞から立体的な網膜

ヒトES細胞(胚〈はい〉性幹細胞)から立体的な網膜を作ることに理化学研究所と住友化学のチームが成功しました。失明につながる網膜色素変性症などの原因解明や治療法の開発につながる可能性があります。

試験管内に約9千個のES細胞を浮遊させながら目的の細胞に分化させました。約1カ月後、真ん中が杯のようにへこんだ「眼杯(がんぱい)」と呼ばれる状態になりました。4カ月後には、人の場合と同じように神経など細胞が層構造をもつことを確認できたとの事です。液体窒素で急速に冷やすことでどの段階でも冷凍保存できるようにもなりました。

理研ではiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作ったシート状の細胞で網膜を再生させようという研究も進んでいます。笹井芳樹グループディレクターは「共同研究を進め、将来的に目の移植に使えるようにしていきたい」と話しています。論文は14日付の米科学誌「セル・ステムセル」に掲載されました。

【エンターテインメント】

お台場に3300平方メートルの巨大「レゴランド」が誕生

300万個を超えるレゴ®ブロックで飾られた屋内型レゴ®ワールド体感施設「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」が6月15日(金)にオープンしました。前日に行われた内覧会ではその“レゴだらけ”な中身が明らかにされました。

約3300平方メートルの施設があるのはお台場の「デックス東京ビーチ」内で、レゴランドの魅力は何と言ってもあらゆるレゴブロックを実際に触って遊べる点です。

レゴブロックと言えば、カラフルな小さいブロックを思い浮かべがちだがレゴランドあるブロックは大きさうや色もまちまちで、その種類は数え切れないほどあります。巨大なサイズのソフトブロックやピンクや紫などパステルカラーで、カップケーキやアクセサリーが作れる女の子向きのレゴブロックなど、ゾーンごとに遊べるレゴブロックが異なります。

「レゴ®レーサー」ゾーンでは、タイヤなどを組み合わせたレゴブロックで自分だけのオリジナルカーを作ることが可能です。実際に車を走らせてタイムを計ったり、友達とスピードを競うこともできます。

5月にオープンした東京スカイツリー®や浅草寺、お台場フジテレビなど東京の名所をまるごとレゴブロックで作った「ミニランド」もあります。ゾーンの中でも特に大きいスカイツリーには何とレゴブロック約70万個を使われました。数分ごとに昼と夜の照明が交互に入れ替わるので日中の明るい東京と夜のイルミネーション、異なる雰囲気を楽しめます。

パーク内には3Dメガネを付けて映像を楽しむ「4Dシネマ」や、戦車に乗り込んで姫を救出するシューティングゲーム「キングダム・クエスト」など、2つの楽しいアトラクションもあります。身長140cm以下なら誰でも遊べる屋内アスレチック「レゴ®ファイヤーアカデミー」にはジャングルジムやすべり台があるので、子供も思いっきり体を動かして遊べそうです。

入場料金は3歳以上共通で、窓口で1人2000円、2人以上は1人1600円。公式サイト、ファミリーマート、イープラスで購入出来る前売りチケットでは1300円になります。

この日、招待されていた3歳の息子を持つ20代女性は「子供がレゴで大好きな車を作って走らせたり、大きなレゴの動物に乗ったり、すごく笑顔で遊んでいるので、連れてきて良かったと思いました。東京の街を再現した『ミニランド』は、大人でも感動の細かさ。親子で楽しんでいます」と話してくれました。

日本初上陸のレゴランド。子供はもちろん、大人も童心に返って遊んでみてはいかがでしょうか。

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