『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【科学】

国際宇宙ステーションから衛星放出 宇宙機構が計画

高度約400キロを周回する国際宇宙ステーション(ISS)から人工衛星を「発射」して軌道に乗せる世界初の計画を宇宙航空研究開発機構が明らかにし、5機の小型衛星を筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で公開しました。

計画によるとこの5機を7月に打ち上げられる日本の補給船「こうのとり3号」に載せていったんISSに運んだ後、長期滞在する宇宙飛行士の星出彰彦さんが9月ごろにロボットアームを使って船外に移動させて、バネの力で1機ずつ宇宙空間に放出します。この方式はロケットによる従来の打ち上げに加えて、小型衛星を宇宙に送るチャンスを増やすのがねらいとの事です。

【コンピューター】

有明電装、半スマート・自動化向け計測ユニット発売

有明電装(東京都青梅市)は、環境計測と空調や照明などを自動制御する半スマート化・半自動化用の計測ユニットを発売します。

温度などを手軽にモニターでき工場のスマート化を試行錯誤しやすくなるとの事です。7月に温度と湿度、日照量の環境計測ユニットのサンプル出荷を始めます。価格10万円で年間売上高3000万円の事業に育てるとの事です。

無線規格「Zigbee(ジグビー)」の無線ユニットに温湿度や赤外線センサーなど組み合わせて提供します。パソコン1台で簡単にモニターできます。

温度調節や人感センサー、個数カウンターなどとして使い、本格的なスマート化の投資に踏み切る前に、省エネルギー効果や使い勝手を検証する用途に提案します。

同社はシステムを刷新するような大規模投資よりも、現場改善の延長のスマート化の需要が大半を占めると予想しています。中小企業が自身で製造ラインや建屋ごとに現場に合わせて順次改修していくには、使い回ししやすい汎用的なセンサーとデータ収集システムが必要との事で顧客によってセンサーの種類やスペックを組み合わせて提供していきます。

【環境】

多摩川のアユ遡上 水質改善で最多1200万匹

今年の春に多摩川を遡上(そじょう)したアユが1000万匹を突破し、過去最多となったことが東京都島しょ農林水産総合センターの調べで分かりました。

多摩川流域で下水処理施設の整備が進み、水質が改善されたのが大きな要因とみられています。

多摩川の水質汚染がひどかった1970年頃は、アユはほとんど目撃されなかったが下水道の普及に伴い水質が改善されると、徐々に目撃情報が都に寄せられるようになりました。都が調査を開始した83年の遡上数は推定約18万匹。その後も増え続け2007年は初めて200万匹を超え、昨年は783万匹を記録しました。今年は昨年をさらに上回るペースで遡上が続き、最終的に昨年の1・5倍となる1194万匹となりました。昨秋は台風による増水で川底が洗われ、アユの産卵環境が改善されたためとみられるという事です。

もともと東京湾はエサとなるプランクトンが多くアユの稚魚の生育に適しているといい、同センターは「アユは自然環境のバロメーター。多摩川だけでなく東京湾の水質も良くなってきているのが増加の要因になっている」としています。

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