『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【海外】

音楽家初歌姫ブライトマンさん宇宙へ

世界的な英ソプラノ歌手サラ・ブライトマンさんはモスクワで記者会見し、音楽家として初めて宇宙旅行者になることを宣言しました。

ブライトマンさんは宇宙行きを「夢の結晶」と表現しています。ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで訓練を受けるため、今夏から医学検査など準備を進めており、飛行時には宇宙から地球に歌声を届けるという事です。
記者会見には、宇宙旅行を手掛ける米スペース・アドベンチャーズ社のエリック・アンダーソン最高経営責任者(CEO)らが同席しました。時期は2014年以降とみられ、同CEOは「近く決定される」と明らかにしました。
宇宙旅行はロシアの有人宇宙船ソユーズに乗り込み、現在日本人宇宙飛行士の星出彰彦さんも滞在する国際宇宙ステーション(ISS)まで往復する内容です。ロシア宇宙庁によると、旅費は5000万ドル(約40億円)以上になるとみられるとの事です。

【環境】

ゾウの楽園でウラン採掘計画 観光業者ら危機感

東アフリカ・タンザニアの世界遺産、セルー動物保護区内でウラン採掘計画が持ち上がっているとの事です。

環境保護団体や観光業者らは、ゾウやクロサイの宝庫である保護区が「放射性廃棄物に汚染される」と危機感を強めています。

保護区内の湖の周りをサファリ車で走っていると、林の陰から体高4メートルほどの雄ゾウが目の前に現れました。ツアーガイドの男性が即座にエンジンを切り、観光客に静かにするように促した。近くの湖面からはカバの低い鳴き声が響き、草原ではシマウマやインパラが群れをなして駆け回ります。ガイドの男性は、「この豊かな自然と動物のおかげでタンザニアはもっと発展できる」と誇らしげに語っていました。

セルー動物保護区は、九州よりも広い約5万平方キロ・メートルでアフリカ最大級を誇っています。

環境保護団体「ウラニウム・ネットワーク」(本部・ドイツ)によると、タンザニアでは1970年代に同保護区南部でウランの埋蔵が確認されました。当時はウラン価格が低く、採掘には至らなかったが、近年のウラン価格の高騰を受け政府が2009年にウラン採掘計画を発表しました。地元紙などによるとウラン採掘による収益は年間2億ドルと試算され、そのうち500万ドルが国庫に入る計算という事です。

政府発表を受け、環境保護団体側は「ウラン採掘による放射性廃棄物が水路や地下水を汚染し、保護区全体に深刻な脅威となる」と反発しています。タンザニア政府は、「(周辺での)放射能レベルは変わらない」として、保護区全体の1%未満とみられる埋蔵エリアを、世界遺産の指定区域から外すよう境界線の変更をユネスコに申請、計画を進めています。今年6~7月、ロシアで開かれた世界遺産委員会は境界線の変更を承認しました。

カナダのウラン鉱山開発大手「ウラニウム・ワン」などが調査を行っています。実際に採掘が始まる時期は未定ですが、地元観光業の男性は「採掘による短期的な利益のため、長期的な観光収益を危険にさらすのはばかげている」と、不満をあらわにしているとの事です。

【文化】

日中国交40年記念「中国 王朝の至宝」展開幕

日中国交正常化40周年を記念する特別展「中国 王朝の至宝」(朝日新聞社など主催)が東京・上野公園の東京国立博物館で始まりました。

中国最古の王朝といわれる夏(か)から宋代までの文物168件を、各王朝や地域の特色を対比しながら展示していす。近年の発掘や研究成果を盛りこんだ展示品の約6割は中国の国宝にあたる一級文物。なかでも2008年に発見され話題を呼んだ「阿育王塔(あいくおうとう)」(北宋時代)は、金メッキに宝石がちりばめられた1メートル超の仏塔で多くの観客の注目を集めています。12月24日までです。

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