『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【経済】

auスマホ新モデル 全9機種LTE対応

KDDI(au)はスマートフォン(多機能携帯電話)の今冬新モデル9機種を発表しました。全モデルが高速無線通信「LTE」に対応しており11月2日から順次発売するとの事です。

台湾HTC社と共同開発した「HTC−Jバタフライ」は5インチ画面で高精細。画面は大きいものの重さ140グラム、厚さ9ミリの軽量薄型化を図りました。カメラには広角レンズを搭載し、自動シャッター機能を付けました。KDDIは「大人数での記念撮影が手軽にできる」と説明しています。

同社の端末では9月に発売した「iphon(アイフォーン)5」が既にLTEに対応しており、今冬一気にLTE端末が増えることになるとの事です。

【サイエンス】

「4つの太陽を持つ惑星」アマチュア天文家が発見

アマチュア天文家と天文学者の国際チームが「4つの太陽を持つ惑星」を発見し論文を発表しました。

この惑星は、米エール大学(Yale University)の系外惑星探索プログラム「プラネットハンターズ(Planet Hunters)」に参加するアマチュア天文家のキーアン・ジェク(Kian Jek)氏とロバート・ガリアーノ(Robert Gagliano)氏が最初に発見しました。ハワイ(Hawaii)で観測活動を行う米英チームが惑星であることを確認し、プラネットハンターズにちなんで「PH1」と命名されました。

PH1は地球から約5000光年の距離にある巨大ガス惑星で、半径は地球の約6.2倍で海王星よりも大きい。太陽の1.5倍と0.41倍の質量を持つ互いに回り合う2つの星(連星)の周りを138日の公転周期で公転し、さらにPH1の惑星系から地球―太陽間の距離の約1000倍離れたところを別の2つの恒星が回っているとの事です。

2つの太陽を持つ惑星はこれまでに6つしか確認されていなかった。これに加えて遠く離れたところを別の連星が回っている惑星が見つかったのは今回が初めてとの事です。

・惑星形成の研究に再考を迫る
論文の主著者、エール大のメグ・シュワム(Meg Schwamb)氏は米ネバダ(Nevada)州で開催された米国天文学会(American Astronomical Society、AAS)惑星科学部会の年次総会で、周連星惑星(連星の周りを回る惑星)は惑星形成の極めて特殊な形であり、天文学者は力学的に複雑な環境における惑星形成とその成長過程を考え直す必要があると述べました。

ウェブサイト「Planethunters.org」は、2009年3月に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)のケプラー(Kepler)宇宙望遠鏡のデータを用いて系外惑星を探すアマチュア天文家の支援を目的として2010年に立ち上げられた。PH1発見の論文は科学・物理学系論文ウェブサイト「arxiv.org」で15日に公開されたほか、米天文学専門誌「アストロフィジカル・ジャーナル(Astrophysical Journal)」にも投稿されました。

【環境】

ゾウさん堆肥で米作って酒 ワラはエサへと循環

秋田県潟上市昭和豊川地区の「草木谷(くさきだに)」で里山保全と八郎湖の環境再生活動に取り組む市民団体「草木谷を守る会」は秋田市の大森山動物園で飼育される象のフンを使った「ゾウさん堆肥」で育てた酒米「秋田酒こまち」を収穫しました。

会員や五城目高校生、県立大生ら約50人の参加者は、汗を流しながら実りの秋を満喫していました。

草木谷は「農聖」として知られる石川理紀之助(1845~1915年)が農業活動を実践した地です。耕作が難しい谷地田やちたで、荒廃していたのを守る会が2007年から再生に取り組んでいるとの事です。今年は、地域住民や高校生らが協力して約40アールにわたって、秋田酒こまちの田植えを実施しました。

この日の作業は、ベテラン農家の指導を受けながら参加者がカマを使って黄金色に熟した稲を刈り取って、束にし、数本の稲で結んでいきました。稲の束をコンバインに入れてモミとワラに分けて終了しました。

草木谷近くの農家出身で、40年ぶりに稲刈りを体験した秋田市桜、団体職員寒川井光雄さんは「子どもの時に教わった稲の束ね方は今も体に染みついている。収穫の喜びはやっぱり格別」と笑顔を見せ慣れた手つきで稲を次々に束ねていました。

収穫した秋田酒こまちは、今後精米し、五城目町の「福禄寿酒造」で仕込み作業に入ります。守る会オリジナルの純米吟醸酒「草木谷のしぶき」として、来年1~2月には県内の商業施設などで販売する予定で、収益は八郎湖の環境保全活動などに充てる。

分別後のワラは、軽トラックに乗せ、同日夕に同会員らがゾウさん堆肥のお返しとして、象のエサ用に動物園に届けました。持続可能な循環型農業として、実りを余すことなく活用するという訳です。

守る会の石川紀行代表は「『樹木は祖先より借りて子孫に返すものとしれ』という理紀之助の言葉がある。農業の喜びを伝えることが、環境保全の意識につながれば」と話していました。

それでは本日も一日よろしくお願いします。 日本水道センタートップページへ

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