『本日のニュース』

おはようございます。WEB担当の久保田です。

本日のニュースです。

【話題】

年賀はがきの販売開始


日本郵便は1日、2013年用のお年玉付き年賀はがきの販売を全国で開始いたしました。発行枚数は12年と同規模の約36億7000万枚を予定しています。年賀状受け付けは12月15日からで、元旦に確実に届けるため12月25日までに投函するよう呼び掛けています。

京橋郵便局(東京都中央区)では記念イベントが行われ、同社のテレビCMに出演する女優の夏菜さんと、ロンドン五輪競泳で銅メダルを獲得した立石諒さんが参加いたしました。立石さんは「年に1回日本中の人が『おめでとう』と伝え合うのはいい文化。いろんな思いを伝えてほしい」と語っています。

【鉄道】

特急しまかぜ公開 広い個室でゆったり

近畿日本鉄道は1日、来年3月21日から大阪、名古屋と三重県の伊勢志摩間で運行する新型観光特急「しまかぜ」を大阪府八尾市の近鉄高安車庫で報道陣に公開いたしました。広い個室や窓を大きくしたことなどが特徴とのことです。

来年、伊勢神宮(三重県伊勢市)で開かれる20年に1度の「式年遷宮」に合わせて導入する予定です。リゾート路線を意識したくつろげる空間で、個室は、寝台車を除いた国内の鉄道で最も広いそうです。

座席も従来の特急よりもゆったりとしており、軽食を楽しめる2階建てのカフェ席も準備する予定です。総工費は37億円で、年内は試運転でブレーキ性能などを確認し、年明けから運行訓練に入るとのことです。

【歴史】

古事記の「神宝」:宮崎の鵜戸神宮が戦後初公開へ

向灘に面する観光名所、宮崎県日南市の鵜戸神宮が、古事記編さん1300年を記念し、来月3、4の両日、古事記にも登場する神宝「潮満珠(しおみつたま)」「潮涸珠(しおふるたま)」を戦後初めて一般公開する発表いたしました。潮の満ち引きを操る玉とされ、本部雅裕宮司(61)は「本殿は過去の津波で大きな被害を受けたことがなく、鵜戸神宮にとって御利益のある大切な玉。ぜひ見に来てほしい」と話しています。

「潮満珠」は丸い水晶型、「潮涸珠」は大きさの違う円柱を4段重ねた形で約5〜7センチのものです。古事記には、初代天皇(神武天皇)の祖父に当たるホオリ(山幸彦)が海の神様ワタツミから授かり、釣り針を巡ってけんかした兄のホデリ(海幸彦)を「潮満珠」でおぼれさせた後、「潮涸珠」で助けてひざまずかせたと書かれています。

鵜戸神宮によると、70年の社務所の火災で記録が焼失し、神宝をいつから保管しているかは不明だが、同神宮の明治9年の「御神宝台帳」に記録があるといいます。盗難に遭わないよう、本部宮司も歴代宮司からの引き継ぎを守り厳重に保管していて、少なくとも戦後は一般公開したことがなく、同神社関係者にもほとんど見せていないとのことです。

公開は、3日は正午から、4日は午前9時からで、いずれも午後4時までで本殿で拝観券を配布する(無料)形式になります。このほか戦後の混乱期に消失し、昨年、日本屈指の刀鍛冶が記録を基に復元した「鵜ノ丸(うのまる)太刀」も初公開されます。

本部宮司は「次はいつ公開するかわからない。古事記の場面に思いをはせ、古事記を見直すきっかけにしてほしい」と話しています。

鵜戸神宮の神宝については、さまざまな逸話があります。宮崎県が県内の神話・伝説を集めた「ひむか神話街道50の物語集」(04年発行)には、泥棒が玉や太刀、岩笛などの神宝から「銀のつえ」に目をつけて持ち出したところ、つえが熱を放ち出し、泣く泣く元に戻したという伝説も掲載されているとのことです。

それでは本日も一日よろしくお願いします。

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