『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の鈴木です。

本日のニュースです。

【サイエンス】

平仮名:9世紀後半の土器から発見 最古のものか

右大臣も務めた平安時代前期の有力貴族、藤原良相(よしみ)(813〜67)の邸宅跡(京都市中京区)から、最古級の平仮名が大量に書かれた9世紀後半の土器が見つかったと京都市埋蔵文化財研究所が28日発表されました。

佛教大キャンパス建設に伴う昨年の調査で、平安京跡にある邸宅の池跡から9世紀後半のものとみられる墨書の土器約90点が見つかり、うち約20点に平仮名が書かれていました。下層の井戸跡からは、約10点の木簡や檜扇(ひおうぎ)の断片も見つかりました。

専門家が平仮名の解読を試みたところ、土師器(はじき)の皿や高坏(たかつき)から「かつらきへ」「ひとにくしとお(も)はれ」などの文字が読み取れたそうです。「かつらきへ」は神楽歌の一節の可能性があり、「ひとにくし……」は枕草子(11世紀初め)や蜻蛉(かげろう)日記(10世紀後半)にも登場する表現といいます。

皿1枚に約40文字もあったり、高坏の脚部分に1〜2ミリ角の細かい文字がびっしり書かれたりしていて、筆跡が違う文字もあり、複数の人物が書いたとみられています。墨の保存状態は良く、筆の運びも鮮明に残っていました。しかし後世の平仮名とは崩し方が異なり、ほとんどの文字は解読できなかったそうです。

【天文】

半影月食が発生 ピークは23:33

アストロアーツが提供する星空ガイドによると、11月28日の夜遅くから29日未明にかけて「半影月食」が起こりました。

月食は、太陽光を受けた地球の影に月が入りこむことで起こる現象で、影(本影)のまわりには半影という薄暗い部分が存在し、月が地球の本影に入らず半影にのみ入る場合を「半影月食」と呼ぶそうです。月食の前後の時間帯にも半影月食が起こっているとの事ですが、肉眼で見ても変化がわかりにくく、地味に見える半影月食ですが、地球大気の状態を見ることができる貴重な天文現象であるそうです。

 

【話題】

ヒット番付横綱はiPS細胞とスカイツリー

三井住友銀行系のSMBCコンサルティング(東京)は28日、「2012年ヒット商品番付」を発表されました。東の横綱には今年のノーベル医学生理学賞に決まった山中伸弥京都大教授が開発した人工多能性幹細胞(iPS細胞)、西の横綱には、5月に開業し電波塔として世界一の高さを誇る「東京スカイツリー」を選ばれています。

番付は東の方が上位。SMBCコンサルティングは山中教授のノーベル賞受賞が「ビジネスで海外勢に押され気味の日本人に、自信を取り戻させてくれた」と評価し、商品ではないが「話題性も考慮して選定した」と説明しています。また東京スカイツリーは「日本の技術の高さを見せつけた」としています。

大関は赤れんがの駅舎の復元工事を終えて10月に全面開業したJR東京駅。関脇には販売が好調な「iPad(アイパッド)」などのタブレット型多機能端末と、ことし相次いで就航した格安航空会社(LCC)が入りました。

小結は、生麺のような食感で人気となり昨年11月の発売から1年で累計出荷数が2億食を突破した東洋水産の「マルちゃん正麺」と、10月の新車販売数で初の首位に立ったトヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」となりました。前頭以下には「ロンドン五輪」や「ノンアルコール飲料」などが並びました。

それでは本日も一日よろしくお願いします。

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