『本日のニュース』

おはようございます。WEB担当の永田です。
本日のニュースです。


【オークション・ダイヤモンド】

最大のオレンジダイヤ競売へ=20億円の値も


競売商クリスティーズは1日、世界最大の14.82カラットのオレンジダイヤモンドを12日にスイスのジュネーブで競売に掛けると発表しました。予想落札価格は1600万~1900万スイスフラン(約17億3000万~20億6000万円)と見積もられています。

涙のような形をしたダイヤはアーモンドほどのサイズ。これまで競売に付されたオレンジダイヤで最も大きかったのは6カラットで、今回はその約2.5倍にもなります。

オレンジダイヤ競売の翌13日には、同じくジュネーブで世界最大のピンクダイヤ(59.60カラット)が競売商サザビーズに出品される予定で、6000万ドル(約59億円)の高値が付くと期待されています。


【航空便】

バニラ・エア始動 成田で発足式『新たな社風を』 出直しLCC


エアアジア・ジャパンから社名変更した格安航空会社(LCC)のバニラ・エア(成田市)は1日、拠点を置く成田空港内の施設で発足式を開きました。社員約300人が参加。石井知祥社長は「(エアアジア・ジャパン時代の)教訓を基に新しいLCC、新しい社風をつくろう」と呼び掛けました。

エアアジア・ジャパンとしての運航は10月で終えており、路線を整理した上で12月20日に成田-那覇、成田-台北線で再就航します。

エアアジア・ジャパンはマレーシアのLCCエアアジアと全日空の出資で昨年8月に成田を拠点に就航したものの、エアアジアが離脱。バニラは全日空を傘下に置くANAホールディングスの全額出資で再出発しました。


【ショッピングモール】

イオンで一日過ごす『イオニスト』増殖で消費の定石変わった


全国に約120か所ある巨大ショッピングセンター(SC)の「イオンモール」。そこで休日に一日中過ごす家族のことを指して、“イオニスト”なる造語まで登場しているとのこと。

千葉県に住む30代主婦は、休日だけでなく平日も週に2回は近所のイオンモールに出掛けるといいます。

「イオンに行けば食品スーパーはもちろん、100円ショップにユニクロ、マッサージ店やクリニックまで何でも入っています。小さな子供を連れて行っても安心なゲームセンターや運動遊具が利用できる施設もあるので、1日中いてもまったく退屈しませんね。フードコートで休んでから帰ろうと思っても、幼稚園のママ友に会ってつい長話……。家に帰ったら夜の8時を超えていた、なんてことはしょっちゅうです」

また、埼玉県在住の60代男性は、イオンモールの中で最大級の広さ(約34万平方メートル)を誇る「イオンレイクタウン」(埼玉県越谷市)内をウォーキングするのが日課になっているそうです。

「リタイヤ後の運動不足を解消するにはもってこい。kazeエリアとmoriエリアの端から端まで店をのぞきながらゆっくり歩けば優に1時間以上はかかりますし、なにより屋内で天気に左右されないのがいいですね。ウォーキングの後に安い床屋さん(QBハウス)で散髪することもありますよ」

大型のショッピングモールはいまさら珍しくないが、なぜこれほどイオニストが“増殖”しているのでしょうか。それは単にテナントの数が多いからという理由でもなさそうです。

「最近のイオンモールは、子供向けのテーマパークのほか、料理・音楽教室を増やしたりイベントスペースをたくさん設けて様々な企画を催したりと、モノを消費させるだけの空間(物販)からコト(時間)を楽しんでもらうモールづくりを強化することでリピーターを増やしている」(経済誌記者)

来店客の中には何も買わずに帰る人も多いですが、「とにかく客を呼び込む仕掛けが先で、テナントの売り上げは後からついてくる」(イオン幹部)との読みは当たっています。その証拠に、イオンモールの2013年3~8月期連結決算の純利益は前年同期比2割増の113億円で過去最高を記録しています。

そして、今年の12月20日にはイオン本社のお膝元である千葉市に「イオンモール幕張新都心」をオープンさせます。

前出のレイクタウンに次ぐ広さで、スポーツ体験ができる「アクティブモール」や仕事体験テーマパーク「カンドゥー」、吉本興業の芸人が出演する劇場なども入居。まさにコト消費が詰まったイオンモール肝煎りの旗艦店に位置付けられます。

年間の来場者数を「3000万~3500万人」と見込む幕張新都心店だが、課題も指摘されています。

「2006年からリーマン・ショックの2008年まで続いた“モールバブル”はとにかく人気テナントを集めてどこも金太郎飴のように似たモールがたくさんできました。今はあのころとは違う新たな時代のショッピングセンター開発をしなければなりません。

確かに幕張新都心は仕事体験ができるテーマパークなどを入れて工夫していますが、すでに競合のららぽーとには『キッザニア』がありますし、ららぽーとを超える突き抜けた魅力で支持されるかどうかはオープン後、しばらく見てみないと分かりません」(ジャーナリスト)

来場者数の目標も「高いハードルが立ちはだかっている」と言います。

「幕張という場所柄、東京都内から人を逆流させないと3000万人は厳しい数字。『ダイバーシティ東京プラザ』(台場)や『渋谷ヒカリエ』、『KITTE』(千代田区)など成功する都市型モールを押しのけ、さらに『ららぽーとTOKYO―BAY』という最大の“関所”を超えて東京からどれだけ集客できるかが勝負でしょうね」

郊外のメリットである広大な敷地を最大限に利用したコト消費で、都会のイオニストを囲い込めなければ、飽和するSC戦争に勝ち残れないということなのでしょうか。


それでは本日も一日よろしくお願いいたします。

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