『本日のニュース』

おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。


【グルメ】

“復興感謝米 仙台おもてなし弁当” 売れ行き好調


日本レストランエンタプライズ仙台支社(NRE、仙台市青葉区中央1)が先日から駅弁「復興感謝米 仙台おもてなし弁当」を期間限定で販売し、好調な売れ行きを見せているそうです。

3月14日から仙台市で開かれる国連防災世界会議に合わせ、NREと仙台市、JA仙台が共同開発した商品です。東日本大震災の津波被害を受けた仙台市東部地域で生産された「復興感謝米」をはじめ、仙台産の雪菜や長ねぎなどを使うのが特長で、会期中は、本体会議参加者の昼食の一つとして提供する予定とのことです。

弁当の内容は、「仙台産復興感謝米ひとめぼれ御飯(仙台産雪菜のふりかけ)」「仙台名物牛タンのコロッケ」「三陸産茎わかめのしょうゆ漬」「鮭の酒塩焼き(仙台蔵元の日本酒使用)」「仙台産長ねぎ入り揚げ真丈 桜花のせ」「宮城県産大豆の生揚げ田楽みそ(仙台みそ使用)」「穂筍の松島産藻華揚げ」「三陸産茎わかめのかき揚げ」「長茄子漬け」「仙台駄菓子パック」などとなります。

発売開始から売れ行きは好調で連日約100個が完売しています。NRE広報担当者は「国連防災世界会議に合わせて来仙する会議関係者や観光客へ向け、仙台市東部地域での水稲営農全面再開をはじめとした農業復興をPRするとともに、これまでの支援に対する感謝の意を表現できれば」と意欲を見せています。

価格は1,100円、仙台駅構内の駅弁売り場10店舗で今月31日まで販売されます。


【アート】

渋谷ヒカリエで上出右長衛門窯の展覧会-九谷焼のバナナやサザエも


渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷2)8階のギャラリースペース「CUBE」で現在、上出長右衛門窯(石川県能美市)による展覧会「九谷焼コネクション」が開催されています。

1879(明治12)年に創業した上出長右衛門(かみでちょうえもん)窯は、石川県の伝統工芸・九谷焼の窯元で、創業以来5代にわたって日本料理用の器を作っています。6代目に当たる上出惠悟さんは、窯でデザインや企画に携わりながら、作家として「現代だからこそできる試み」に取り組んだ作品を発表しています。

今回は2010年に「スパイラルガーデン」(港区南青山5)で開催した「九谷焼コネクション」をアップデートした展覧会として、上出さんが携わる窯の活動、上出さんの作家としての作品を紹介するものとなっています。

展示は、上出さんの作品=バナナをかたどった「甘蕉(バナナ)」やサザエをかたどった「栄螺(サザエ)明朝対句」(各5万4,000円)ほか、窯としての商品=「漢字と絵を組み合わせたい」という上出さんの思いから誕生した「寿福老(ことぶくろう)」(3万2,400円)、九谷焼では「珍しい」という黒釉(こくゆう)の湯飲み「蓋付湯呑 黒釉黄彩楼閣文“TEA”」(小1万5,120円、大1万8,360円)や急須「急須黒釉黄彩楼閣文“TEA”」(6万4,800円)などが展示されています。

プロダクトプロデュースなどを手掛ける丸若屋(南青山6)プロデュースの下、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョンさんがデザインした鳥の形を模したしょうゆ差し(1万800円~3万2,400円)なども並んでいます。


【サイエンス】

土星衛星、生命が育つ環境 海底の熱水でできた物質確認


土星の衛星の一つ「エンケラドス」に、生命が生息できる環境が存在する可能性が高いとする研究結果を日米欧チームが発表いたしました。探査機の観測などで衛星の地下にある海の底での熱水活動でできた物質を確認しています。

地球の海底で熱水が噴出している場所には多様な微生物が生息し、生命誕生の場の一つと言われ、エンケラドスにも似た場があると考えられています。この論文が12日付の英科学誌ネイチャーに掲載されます。

エンケラドスは、直径約500キロ、氷に覆われ、一部から水蒸気が噴き出しています。研究チームは、米航空宇宙局が1997年に打ち上げた土星探査機「カッシーニ」が、2004~07年に得たエンケラドスからの噴出物のデータを詳しく分析、二酸化ケイ素の微粒子(ナノシリカ)が含まれることを突き止めています。ナノシリカは、岩石が高温の水に溶けてから急冷するとでき、地球では温泉や海底に湧き出す熱水に含まれています。

観測成果をもとに、東京大や海洋研究開発機構(JAMSTEC)などが10~13年末にかけてエンケラドスの海を模擬した実験を行い、ここでナノシリカができるには90度以上の熱水が必要だとわかったとのことです。


それでは本日も一日よろしくお願いいたします。

カテゴリー: 本日のニュース   タグ: , , , , , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。