トイレの豆知識 その35

こんにちは。コールセンター片倉です。

「突然の来客でも大丈夫!トイレ交換や掃除で与える印象はグンと良くなる」というのが今回のテーマです。日常的に使うトイレですが、面倒などの理由でつい掃除を後回しにしがちではないでしょうか。 その間もどんどん汚れはたまり、さらにやる気をなくすという負のスパイラルが起こらないよう、ここではトイレをなるべく簡単に手入れする方法を探っていきたいと思います。
トイレの汚れの原因や種類、それらの簡単な掃除法や掃除グッズについて、そして掃除などではどうしようもない経年劣化によるトイレ交換を余儀なくされた場合などについて以下にまとめました。 突然の来客で与える印象を損なわないように日頃から備えておきましょう。


【 こんなトイレになっていませんか?トイレ汚れの原因と種類 】

まずは、トイレ汚れの種類と癖について見てみましょう。 汚れの特徴を知ることで、それぞれの汚れに合った掃除方法を選択することができます。

★アンモニアによる汚れ
便器付近の床にシミができた場合は、尿に含まれるアンモニアが原因と考えられます。こぼれたら、すぐにふき取るようにしましょう。

★水垢
水垢には白色と茶色の2つのタイプがあります。 白色水垢は、水道水が乾燥した後に残るミネラル分です。水で濡らすとなくなったように見えますが、乾燥すると再び現れます。 茶色水垢は、常に水の流れがある所に発生しやすい汚れです。乾燥してもこびりつくことがないため、こすれば落ちる汚れです。

★雑菌
便器の内側や手洗い器にピンク色の汚れが付くことがありますが、これは雑菌が付着し繁殖したものです。汚れを栄養源とするため、そのままにしておくとどんどん広がっていきます。

★カビ
便器周辺や便器に見られる黒い汚れはカビが原因となっています。カビは付着部位の奥まで入り込んでいく汚れなので、落しにくく厄介です。

★さび
便器周辺の金属製部品は湿気などによりさびることがあります。

★皮脂汚れ
便座やドアノブのように、直接触れる場所は皮脂が付着しやすく汚れの原因となります。 すぐにふき取ってしまえば問題ありませんが、長く放っておくとチリやホコリと一緒になって変色してしまう可能性があります。

★ホコリ
衣類の着脱や、ちり紙などの繊維などが主な原因となります。 放っておくと他の汚れと一緒になり、シミなどの原因となることがあるため注意です。 また、コンセント・プラグ付近にこうした埃がたまると、トラッキング火災と呼ばれる事故を招く恐れがあるのでこまめに取り除くようにしましょう。

★金属せっけん
聞きなれない名称の汚れですがその正体は、せっけんや人の脂肪分が水道水のミネラルと反応して生じる白い汚れです。 初期であればこすり落とすことが可能ですが、長く放っておくと落ちにくい汚れになってしまいます。


今回は汚れの種類について書いてみました。次回は対処法をお伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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