『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【経済】

列島寒波「あったか商戦」好調

日本列島を寒波が襲う中、暖が取れる“あったか商品”が売れている。鍋物関連の食材や防寒衣料のほか、寒い中を出かけなくてもインターネットで注文できるネットスーパーの利用が急増。家電量販店ではコタツが飛ぶように売れており、「『出不精』はコタツで鍋物とネットスーパー」といった傾向が垣間見える。

イトーヨーカドーは2月に入り、ネットスーパーの受注件数が前年同期比30%増で推移している。米や水など通常の売れ筋に加え、鍋物用の野菜や調味料といった食材が中心で、豪雪の東北地方で利用が増えている。イオンも同様の傾向があり、受注件数は20%増。「従来の顧客が利用回数を増やしたほか、新規も多い」(担当者)という。

家電量販大手のビックカメラでは1月、エアコンの売上高が前年同月比50%増になったほか、石油ストーブ・ファンヒーターが20%増など、暖房器具が売り上げを伸ばしている。

冷え込みが厳しくなった同月下旬からの伸びが顕著。とりわけコタツは2.5倍と飛ぶような売れ行きで、担当者は「部分的でも即効性の高いコタツに客が流れている」とみる。

寒さで鍋物が恋しくなる季節だけに、関連食材の売れ行きも好調。東日本大震災後に自宅で食事をとる傾向が強まったことに寒波が拍車をかけた格好で、セブン-イレブンでは、ホット飲料や電子レンジで温めるタイプのめん類、鍋物用調味料の売上高が前年同期比10%増で推移している。

コートや機能性肌着など冬物衣料も堅調で、百貨店大手のそごう・西武では、前年同期比7%増。特に婦人コートは都内主要店で同17%増と急伸した。客足は1月下旬の降雪でいったん落ちたが、月末にかけて「冷え込みの強さに合わせるように売り上げが回復した」(担当者)という。

また、カジュアル衣料「ユニクロ」も機能性肌着ヒートテックが売れており、1月の既店売上高は前年同月比7.9%増。2月末には過去最高となる1億枚の販売目標を達成する見通しだ。

3日に気象庁が発表した週間天気予報によると、4日以降は北日本を中心に寒気の影響が強く、週後半にかけ再び荒れた天気や大雪となる恐れがある。小売業界は2月の厳冬期を迎え、「商戦はこれからが本番」とみている。

【国内】

千葉県、初の人口減少 東京圏1都3県も人口減時代に

千葉県の人口が昨年、1920年の統計開始以来初めて減少することがわかった。東京、神奈川、埼玉を含めた1都3県の東京圏の人口はこれまで増加基調が続いてきたが、先陣を切って人口減時代に入る。

千葉県の毎月常住人口調査によると昨年12月1日は620万9303人で、年始から7724人減った。年末に大きく増える要因はなく減少は確実。今年1月末発表の調査月報で確定する。県は2010年に作った長期計画で17年までは人口増を続けると予測していたが、7年早くなった。

引き金は、東京に近く、県全体の人口増を引っ張った柏、松戸市など常磐線沿線の東葛飾地域や、市川、浦安市など東京湾沿いの京葉地域の変化だ。一昨年は両地域の計12市で計2万8468人増えたが、昨年は12月までの時点で543人増に縮んだ。

東日本大震災で浦安市は液状化で大きな被害を受けた。東葛6市は放射線量が高い「ホットスポット」とされ、ともに県外からの入り込み人口は激減した。銚子市など過疎化が進む房総半島南部や東部と合わせると、減少になる形だ。

長期的な人口構造の変化もある。高齢化に伴い増えつつあった死亡数が昨年10月時点で出生数を逆転し、「自然減」に突入した。

専門家は、地方から東京圏への転入による社会増もリーマン・ショック以降は縮小していくとみている。

人口減について県は「一時的か長期的なものかは判断できない」との見解。だが県幹部は「ホットスポットや液状化の問題は早急には解決しないかもしれず、回復は厳しい」と認める。

東京圏の人口は地価高騰が収束した1995年以降、一貫して伸びた。昨年も千葉以外は増加見通しだが、1都2県のいずれも10年代後半か20年ごろから減少に転じると予測する。埼玉県は全国一の速度での高齢化の進展を踏まえ「10年代後半がピーク」。神奈川県も県西部で人口減が既に始まり、「20年からは減少」と予測。東京都も20年ごろをピークとみている。

昨年10月時点で1年前と比較すると、1都3県でも都心から離れた郊外部を中心に人口減の市町村が広がる。120市のうち57市、69町村中54町村で人口が減少。都心のほか、横浜、川崎、さいたま市など大都市部の増加で支える構図だ

【国内】

内房線でSL試運転始まる

JR内房線の千葉みなと―木更津間で3日、「SL内房100周年記念号」の試運転が始まった。

昨年6月に38年ぶりに現役復帰したC61形20号機が旧型客車7両を引いて走った。両駅とも転車台などの転向設備がないため、往路の木更津発―千葉みなと行きはDE10形ディーゼル機関車による「DL内房100周年記念号」として運転される。本運転は10日から12日まで。10日には、千葉みなとで出発式、木更津で到着式が行われるほか、途中の姉ケ崎で歓迎式が行われる。

それでは本日も一日よろしくお願いします。 

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