『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【スポーツ】

全米野球記者協会が見解   ダル 新人王資格ある

レンジャーズのダルビッシュ有投手(25)に新人王の資格があることが、5日(日本時間6日)分かった。新人王投票を行う全米野球記者協会(BBWAA)が見解を示した。今季から適用される新労使協定の海外選手に対する「新人枠」から外れるため、資格なしとみられていた。同協会が権利を認めたことで、01年イチロー(マリナーズ)以来となる受賞の可能性が出てきた。

ダルビッシュは新人王の対象なのか。全米野球記者協会の答えは「YES」だった。同協会前代表でニューズデー紙のケン・デビッドオフ記者は「労使協定の規定が新人王の資格に影響を与えるとは、微塵(みじん)も思わない」と話した。

大リーグ機構と選手会は昨年11月22日に新労使協定を締結。その中にはドラフトでの国内選手と同様、海外選手との新人の契約金が高騰しないよう290万ドル(約2億2300万円)を上限とした。しかし上限内では実績ある選手の獲得は厳しいため「海外のプロリーグ(日本、韓国、台湾、キューバ)に所属し、そのリーグで数年プレーした23歳以上の選手は対象に入れない」と枠を設けた。

規定からすればダルビッシュは新人枠に当てはまらない。しかし、新人枠外=新人王消滅という構図ではなかった。新人王を選ぶのはBBWAAの記者投票で、大リーグ機構や選手会は関係なく、制度変更の決定権もない。同会員でシアトル・タイムズ紙のラリー・ストーン記者も「何も変わらないと思う」と今後変更する可能性も否定した。

01年にイチロー(マリナーズ)がMVPとダブル受賞して以降、新人定義については論争が繰り広げられている。03年には本命視されていたヤンキースの松井が落選。理由は松井が巨人でプロとして10年間プレーしたことで、記者2人が松井を新人と認めなかったため。後にヤ軍ジョージ・スタインブレナー・オーナー(当時)が名指しで投票しなかった記者を批判するなど物議を醸した。

大リーグ初の新人王は47年に人種の壁を破った黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン(ドジャース)。日本での実績が認められつつあるのは事実だが、「メジャー1年生は新人」という伝統は今も続いている。

新人王の投票 全米野球記者協会(BBWAA)が各球団の本拠地から記者を2人ずつ選出。ア・リーグでは28人(14球団)の投票、ナ・リーグでは32人(16球団)の投票によって決まる。1~3位までを記入し、1位5点、2位3点、3位1点の合計点で争う。BBWAAの会員は現在700人以上が在籍しており、全米の新聞社や雑誌社、電子版メディアなどの記者によって構成されている。

【バレエ】

高2の菅井円加さん優勝

スケールの大きな舞姫が登場した。
バレエダンサーの世界的登竜門・ローザンヌ国際バレエコンクールで1位になった日本の高校2年生・菅井円加(すがいまどか)さん(17)は「将来に向けて大きな力になった」と声を弾ませた。

同コンクールが評価するのは未来への可能性。日本人が苦手とされた現代舞踊でも高い評価を受け、ダイナミックな舞に審査員も称賛の嵐。専門家らは「自分の良さを伸ばし、大きく育ってほしい」とエールを送った。

「受賞はこれから踊っていく将来に向けて、大きな力になる。皆さんに感動を与えられるダンサーになりたい」。栄冠から一夜明けた5日、菅井さんは取材に対し、こう気持ちを語った。

コンクールで菅井さんは古典の「ライモンダ」などを披露。1983年に入賞し、今回、審査員を務めたバレリーナ・吉田都さんは「すごく質の高い演技だった。特にコンテンポラリー(現代舞踊)では音楽をうまく使い、体のコントロールもダイナミックで、審査員の誰もが『おおっ』とうなりました」と打ち明け、「終わった後、『すごく楽しかった』と話していたのが印象深い。日本人がトップになりうれしいですね」と喜んだ。入賞者には名門バレエ学校への留学資格が与えられ、菅井さんは英国のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団の付属学校を希望しているという。

【国内】

人が持ち込み?マングース捕獲、本土で2地区目

鹿児島県薩摩川内市高江町で、マングース1匹が捕獲された。
生態系に悪影響を及ぼすとして法律で飼育や販売が禁じられているが、昨年末に町内の田んぼで写真撮影されたことから、県が今月1日から町内26か所にわなを仕掛け、捕獲に乗り出していた。

県自然保護課によると、マングースは日本では沖縄や鹿児島県奄美地方で生息しているが、本土で捕獲されたのは、2009年以降に115匹が確認された鹿児島市喜入地区に続き2地区目。

同課によると、4日午前11時10分頃、農道脇のわなにかかっているのを県職員が見つけた。体長約40センチの雄の成獣で、撮影されたマングースと同じかどうかは不明という。

今回の捕獲場所と喜入地区の距離は約50キロ。マングースの移動範囲は年約1キロとされており、人為的に持ち込まれた可能性もあるという。同課は「自然に生息範囲が広がったにしては距離がある。薩摩川内で繁殖しているかどうか調べたい」としている。

それでは本日も一日よろしくお願いします。

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