『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の石野です。
本日のニュースです。

【科学・医療】

急性腎不全 たんぱく質を特定か

根来秀行客員教授大けがなどで血流が滞ったあと、腎臓の機能が悪化する急性腎不全を引き起こすとみられるたんぱく質を、ハーバード大学の日本人研究者らが特定したと発表しました。
治療薬の開発につながる可能性があると期待されています。

大けがや手術などのあとに起きる急性腎不全は、毎年、全国で2万人前後が発症しているとみられ、亡くなったり、透析が必要になったりするケースもあります。
ハーバード大学の根来秀行客員教授らの研究チームは、血流が滞ったときに発生する過酸化水素が腎臓の組織を壊すことに着目し、細胞の結合に関係するたんぱく質を詳しく調べました。
その結果、細胞がくっついたり、離れたりするときに情報を伝える「Gα12」というたんぱく質が、過酸化水素によって活性化することが分かりました。
そして、13匹のマウスを使って腎臓への血流を止める実験を行い、急性腎不全になる割合を調べたところ、このたんぱく質の働きを抑えた6匹のマウスだけが、発症しなかったということです。
研究チームは、Gα12が腎臓で細胞どうしを引き離す働きをして急性腎不全を引き起こすと結論づけています。
研究を行った根来客員教授は「Gα12の働きを抑える薬を作れば、けがの直後や大きな手術の前に投与して急性腎不全の発症を抑えることができる。薬の開発に向け研究を進めたい」と話しています。

【社会】

佐渡 トキ見学施設にぎわう

トキ野生復帰に向けて自然に放されたトキから初めてひなが誕生した新潟県佐渡市では、大型連休を迎え、話題のトキを一目見ようと、飼育しているトキが見学できる施設に大勢の観光客が訪れています。

佐渡市では、野生復帰を目指して自然に放され繁殖させる試みを行っているトキのうち、1組のつがいから合わせて3羽のひなが誕生し、順調に育っているとみられています。
市内にある「トキの森公園」では、自然に放す前の飼育されているトキを見学することができ、大型連休初日の28日は、親子連れが双眼鏡を使ってトキを観察したり写真に撮ったりしていました。
また、ひなの誕生を記念したコーナーが設けられて、環境省が撮影したひなの写真やトキの巣の模型などが展示され、訪れた人たちが興味深そうに見ていました。
神奈川県から家族で訪れた小学6年生の男の子は「トキの卵はうずらの卵のような模様ですが、少し大きいことが分かりました。飛んでいるトキの姿も見てみたいです」と話していました。
また、父親は「話題のトキが見られてよかったです。トキは思っていたよりきゃしゃでしたが、自然界でたくましく生きる姿を子どもに見せたい」と話していました。

【社会】

庭園で抹茶と景色満喫 掛川西高生が竹の丸で「春カフェ」

指定有形文化財「竹の丸」掛川市の市指定有形文化財「竹の丸」で二十八日、庭園のいすに腰掛けてお茶などをいただく「春カフェ」が始まった。大型連休に合わせた自主イベントで、五月六日まで。

会期のうち三十日までは掛川西高茶華道部による抹茶と、あめのもち(江戸時代に掛川の茶屋にあったというデザート)を味わう「プレミアムカフェ」(午後一~三時)。三~六日は掛川茶と、あめもちを楽しむ「縁側カフェ」(午前十~午後三時)がある。

庭園には菊川市在住の華道家・戸塚鐘山さんによるオブジェ作品が飾られている。茶席の周りにモウソウチクや竹穂などが施され、お茶を楽しみながら鑑賞したり、作品越しに掛川城天守閣を眺めることもできる趣向だ。

好天に恵まれた初日は次々とお客が訪れ、茶華道部を指導する村木とも子さんと生徒十五人が心を込めてお茶をたて、来訪者に振る舞っていた。副部長の松浦利奈さん(三年)は「よい経験なので、精いっぱいお茶をたてたいと思います」と話していた。

春カフェは一、二日は休み。入館料は一般百円。あめのもちとお茶のセットで五百円。問い合わせは竹の丸=電0537(22)2112=へ。

それでは本日も一日よろしくお願いします。

日本水道センター

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