私たちの生活は、時代とともにさまざまな機械の進化によってどんどん便利になっています。テレビやパソコンといった娯楽・仕事などに関わるものだけではなく、冷蔵庫や洗濯機など、生活の重要な部分にあるものは機械によってどんどん便利になっています。
あまり意識されていないかもしれませんが、水道水もその一つです。今の生活からは想像もつきませんが、昔は井戸から水を汲んで、各家庭まで運ぶ必要がありました。 今では機械がすべてやってくれるので、各家庭では蛇口をひねるだけで水を得ることができます。
しかし、どんな機械でも長く使い続けていれば、だんだんと悪い箇所が出てきてしまいます。
給水ポンプも例外ではなく、経年劣化によって水漏れや断水等のトラブルにつながることもあるので、使っていて異常を感じたら原因箇所を特定し、対応できるようにしておきたいものです。
今回は原因箇所と応急処置についてここで述べておきます。
①モーター部分
以上のような原因で異音が起こっている場合があります。
異常を感じた際にはこれらの原因をチェックし、対策を取りましょう。
漏電ブレーカーが作動したり、ポンプに漏電の表示が出ることがあります。このような場合、モーターや基盤が老朽化して漏電を起こしている場合と、害虫などの異物が混入してしまったことによって、一部パーツがショートしてしまっている場合があります。 原因箇所を特定し、異物の除去やパーツ交換が必要になります。
どの場合も、パーツの交換等で応急的な処置が可能ですが、場合によっては分解等が必要になってきます。ご自身でポンプを設置されている方であれば簡単な対応が取れるかもしれませんが、専門的な技術や知識が必要になる場合もあるので、私たち 日本水道センター(0120-506-123)日本水道センター(0120-506-123) へ相談することをお勧めします。よくわからないままにいじってしまい、事態が悪化してしまう場合もありますので、まずは一度ご連絡下さい。
なお、漏電の際には放置してしまうと火事等の事故につながりますので、一旦電源を抜いて対応しましょう。
また、長年使っていて、水漏れなどが頻繁に起こるようになってきたら、機械の耐用年数を超えてしまっている場合もあります。一般的に井戸ポンプの耐用年数は10年前後とされていますので、頻繁に故障を繰り返すようであれば年数を確認し、場合によってはポンプそのものの交換も検討しましょう。