『肥満に繋がりにくいアルコールの摂取方法』

【生活習慣情報】

おはようございます。内勤事務担当の石野です。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

桜の季節、花見や送歓迎会でお酒を召し上がる機会のある方は多いでしょうが、“お酒=肥満”というイメージから、心置きなく飲食を楽しめない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私もお酒は好きな方ですので、肥満に繋がりにくいアルコールの摂取について、考えてみたいとおもいます。

『飲み会・食事会1回』は『1日のカロリー』に匹敵する?

中ジョッキビール500ml=200kcal

居酒屋での宴会コースや洋食のディナーコースでは、個々のメニューにカロリー表示があるわけではなく、“一体どのくらいのカロリーを摂っているの?”と心配に思いながら食べている事はありませんか?

例えば居酒屋の宴会コースは、前菜・揚げ物・鍋物・刺身・サラダ・肉料理・御飯もの・デザート等のセットパターン多いのですが、一人前のカロリーは800~1000kcal前後と推測できます。
ビール等お酒を2~3杯も飲めば、あわせて1500kcal程度となりますが、これはダイエッターが1日分の目標にしているカロリーに相当すると考えられます。

食事会等でレストランに行く場合の洋食のディナーコースについては、前菜・メイン・デザートのシンプルなコースでも、1000kcalを超えてしまう場合も多いでしょう。
皿数が少ないと一品ずつのボリュームが増す(カロリーの高い食材が増える)傾向があり、侮れません。それにあわせてワインなどを飲むと、やはり1日に必要なカロリーにほぼ近くなると考えられます。

“から酒”はNG

摂取カロリーを抑える為に、食べ物を控えてお酒だけを飲めば良いか…というと、それも良くないようです。 空腹時の飲酒は血中アルコール濃度が急激に高くなり、悪酔いにもつながります。
つまみを食べずにお酒を飲むと、代謝に必要な栄養が不足してアルコールの分解で一杯になり、
カロリーを消費する機能が低下してしまいます。
即ち、脂肪を燃焼することができずに体脂肪が溜まり易い状態になってしまうという事なのです。

できるだけ高タンパク、低カロリーな料理を食べながらお酒を飲むようにするとよいでしょう。

食べ過ぎ注意

お酒=太ると思われてしまう原因として、一緒に食べるおつまみのカロリーが高いという事があります。アルコールのエネルギーは優先的に消費されるので、アルコールと食事で摂取した少しの糖質だけでエネルギーが足りてしまえば、残りの摂取カロリーは体脂肪となってしまいます。

ビールや焼酎などに含まれるアルコール自体のエネルギーは体にためることができず、飲むとすぐ消費されはじめます。お酒を飲むと体が熱くなるのはそのためです。
醸造酒(ビール、ワイン、日本酒など)やカクテルなどには糖質が含まれていますが、糖質は体に蓄えることができるエネルギーになります。ですから飲み過ぎてカロリーオーバーになれば、糖質のカロリーは体に蓄えられてしまうのです。

ビールや日本酒の糖質はそれほど多くないのですが、甘いカクテル類には糖質が多く含まれているので、カクテルだけを飲んでいても、飲み過ぎは太る原因になります。

★ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は製造方法の違いから、アルコール以外のカロリーは含まれていないので、蒸留酒だけを飲んでいれば太ることはありません。

★アルコールの分解には多量の水分が必要で、水分が不足するとアルコールの分解ができなくなってしまいます。お酒と一緒にお水等を飲む事で酔いを遅くらせると同時に、アルコールの分解を助けることができます。

糖度表

飲料・糖度表

お酒には食欲を増す働きもあるので、つい食べ過ぎてしまうことがないように気を付けましょう。
飲み過ぎて酔っぱらい、気が大きくなったことで食べ過ぎる場合もあります。

カロリーを取り過ぎない為には、お酒で摂取したカロリーの分だけ食事を減らす必要があります。
減らすには燃えやすい糖質やタンパク質より、燃えにくい脂質を減らすようにしましょう。

糖質、脂質、たんぱく質の順番に使われる。

お酒を飲んだ後にラーメンやお茶づけが食べたくなりますが、食べると確実に体脂肪になります。お酒の後は水分をしっかり取って何も食べずに眠りましょう。
おつまみを食べた場合は、すぐに眠るのは避けできれば2時間以上たってから眠りましょう。

アルコールによる脂肪合成

アルコールは脂肪の合成を進める酵素を発生させ、肝臓で脂肪の合成を活発にさせる働きや、
脂肪の燃焼を妨げてしまう働きがあると言われています。
ですから、アルコール摂取の際にはいつも以上にカロリーや食事の内容に気を付ける必要があります。
お酒を飲んで食べ過ぎてしまうタイプの人は、もしダイエット中ならば、できるだけお酒は
控えた方が、よいかもしれません。
ですが、お酒好きな方がお酒を我慢する事程ストレスになることはないですから、
我慢したくない場合は、おつまみを食べ過ぎてしまわないよう注意が必要です。

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お酒にはリラックス効果があり、上手に飲む事ができればストレス解消になります。
適度に楽しいお酒を頂けるよう心掛けたいですね♪

日本水道センター

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