『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【経済】

西友がレジ袋有料化に方針転換

西友は7月10日から全国368店舗でレジ袋を有料化すると発表しました。対象は食品や日用品用のレジ袋で価格はMサイズ1枚2円、Lサイズ1枚3円。

西友はこれまではレジ袋は無料でバッグ持参者などレジ袋が不要な人には2円引きとする方式でサービスしていたが、有料化にともないこの方式でのサービスはやめるとの事です。

レジ袋削減による地球温暖化防止やごみ減量化が目的で、同社は全店の顧客のレジ袋持参率を約52.1%(昨年末実績)から、2013年度末までに70%に引き上げるとしています。

07年の容器包装リサイクル法の改正により、レジ袋の削減目標が小売業者に義務付けられたことで、流通や小売業でレジ袋の有料化が加速しています。イオンやセブン&アイ・ホールディングスの傘下のスーパーなどが実施しています。

【テクノロジー】

トキ、偶然落ちて巣立ち…環境省「最大の危機」

環境省は、新潟県佐渡市の放鳥トキの幼鳥1羽が新たに巣立ったと発表しました。
すでに3羽の巣立ちが確認されたペアとは別のつがいの子で、予定よりも5~10日早いため、何らかの理由で巣から落ちたとみられています。

けがはない様子ですが、偶発的な巣立ちのため餌取りや、枝に飛び乗って外敵から身を守る練習が不足しており、同省は「この繁殖期で最大の危機。注意深く見守る」としています。

同省によると、ボランティア観察員が7日午前4時頃巣の近くの水田にいるところを確認されていて、約20分後に親鳥2羽が飛来し、2~3メートルの距離を置いて餌を探すと、幼鳥もまねをして地面をつついていました。
ただ、実際には餌は取れず、親鳥も餌を与えていない様子でした。

【経済】

タンポポ、天然ゴム不足懸念で“脱石油”タイヤの技術開発

世界的なタイヤ需要の拡大を受けて原料の天然ゴム不足が懸念されていることに対応し、タイヤメーカー各社が新しいタイヤ原材料の技術開発を進めています。

天然ゴム原料となるパラゴムノキ以外の植物から天然ゴムを抽出する技術や、これまでタイヤに使えなかった低品質の天然ゴムを有効活用する技術の実用化を模索しています。また、石油由来の原材料についても、バイオマス(植物由来)資源で代替する研究が加速するなど、「脱石油化」につながる環境技術の確立も目指しています。

ブリヂストンは多年草の「グアユール」や「ロシアタンポポ」から天然ゴムを抽出する研究を本格化しています。

パラゴムノキの生産地の9割超がアジアに集中する一方で、グアユールは米国南西部やメキシコなど乾燥地帯に生息し、ロシアタンポポもカザフスタンやウズベキスタンを原産地とするため、「災害時などの集中生産リスクを回避できる」(同社タイヤ材料開発第1本部の小沢洋一フェロー)のが強みとの事です。今後は、植物の品種改良や栽培技術を確立し、2014~15年にタイヤ試作、20年ごろの実用化を目指しています。

同社は合成ゴムについても、味の素と共同でサトウキビなどの植物由来資源から生成することに成功しています。カーボンブラックも石油・石炭などの化石資源から植物由来資源への代替を目指し、50年までに同社が販売するすべてのタイヤを再生可能資源だけで作る目標を掲げています。

一方、横浜ゴムは昨年から低品質の天然ゴム原料を有効活用する技術開発をタイの大学と共同で始めています。担当者は「これまでタイヤには使えなかった部分を使うことでコスト低減につながる」と説明しています。

住友ゴムも「石油を恒久的に調達するのは難しい」(広報)として、化石資源を再生可能資源に置き換える技術開発を進めています。昨年末には、化石資源を使用しない「100%石油外天然資源タイヤ」の試作品を完成させ、13年の量産化を目指しています。

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