『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【サイエンス】

iPS山中教授技術大賞を受賞

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発した京都大の山中伸弥教授に、フィンランド技術アカデミーが「ミレニアム技術賞」の大賞を贈ると発表しました。賞金は60万ユーロ(約6千万円)。幹細胞の研究で最も影響力のある国際幹細胞学会の次期理事長に日本人として初めて就任することも決まりました。

フィンランド大使館によると山中教授の大賞は、コンピューターの基本ソフト「リナックス」を開発したリーナス・トーバルズ氏との共同受賞で今年4月に2人が大賞候補と発表されていました。2人同時に大賞を受けるのは初めてです。

山中教授はまた米科学誌「セル・ステムセル」で、品質の高いiPS細胞はES細胞(ヒト胚〈はい〉性幹細胞)に機能の面で劣らず、医療に十分使えると報告します。2009年以降、品質面でES細胞には及ばないと指摘する論文が相次ぎましたが、いずれも数個から10個ほどしか比べておらず、数十個を比べた三つの論文では差がなかったということです。

【経済】

11年度の電力割合石油火力27年ぶり原発を逆転

電気事業連合会は、2011年度の国内の電力(新規参入の電力や自家発電を除く)のそれぞれの割合を発表しました。原発は前年度の28.6%から10.7%に大きく下がり、7.2%だった1977年度以来の低い水準になりました。東京電力福島第一原発の事故後に止まっていったためです。

原発の代わりに増やされた石油火力発電は前年度の6.4%から12.8%へ倍増し、原発と石油火力が逆転するのは84年度以来27年ぶりです。石油火力は77年度には63.2%を占めていたが、79年の第2次石油危機などを機に減っていきました。

液化天然ガス(LNG)を使う火力発電も前年度の29.3%から39.5%に伸び、国内電力で最も高い割合になっています。太陽光や風力など新エネルギーは前年度の1.1%からわずかに増え、1.4%になりました。

【サイエンス】

帰還した6月13日「はやぶさの日」に認定

小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した6月13日が「はやぶさの日」として日本記念日協会に認定されました。

宇宙航空研究開発機構の施設がある神奈川県相模原市など全国6市町が偉業をたたえようと申請していました。

宇宙機構・相模原キャンパス(相模原市)で、登録証の授与式が行われ加山俊夫・同市長が「次の小惑星探査プロジェクトも全力で応援したい」とあいさつされました。元はやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎・同機構教授は「記念日を制定していただき、大変ありがたい」と感謝していました。

はやぶさが飛び立った同町の宇宙航空研究開発機構・内之浦宇宙空間観測所で、見学に訪れた人に特産品や記念グッズを抽選でプレゼントされました。

宇宙機構の施設がある同町など全国6市町でつくる「銀河連邦」が60億キロの旅を終え、2010年に帰還したはやぶさをたたえようと同協会に申請しました。

この日は観測所を訪れた先着200人にくじを引いてもらい、はやぶさのポストカードや焼酎「はやぶさの帰還」などをプレゼント。3等の銀河連邦グッズが当たった同町北方の主婦、森木園俶子さんは「あきらめない心、努力する心が実ったはやぶさの物語が大好き。記念日に観測所に来られてうれしい」と喜んでいました。

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