『スタッフブログ』

おはようございます。現場担当の奥村です。
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

前回のスタッフブログの続きタイ・バンコク旅行お話ししたいと思います。

今回は交通事情と世界遺産についてお話しして行きます。

交通
航空

首都のバンコクやチェンマイ、プーケットなどの国内の主要都市の間は、半官半民のタイ国際航空や格安航空会社のタイ・エアアジアやオリエント・タイ航空、バンコク・エアウェイズなどの航空会社で結ばれているほか、これらの航空会社が諸外国の主要都市との間を結んでいます。


特にスワンナプーム国際空港はアジアのハブ空港の一つとして、世界中の航空会社が乗り入れるほか、ヨーロッパとオーストラリアとの間を結ぶ「カンガルー・ルート」の中継地の1つとして利用されています。クアラルンプールやシンガポールなどの東南アジアの主要都市からもバンコクへの乗り入れ便は多く、一部チェンマイ、ハジャイ、プーケットなどへの便もあります。


日本とタイ間は、東京、大阪、名古屋、福岡、広島などの都市とバンコクを結ぶ定期便が就航しています。JALウェイズと全日空、タイ国際航空やバンコク・エアウェイズなど両国の主要航空会社や、デルタ航空やユナイテッド航空など複数の航空会社が1日1便から数便の直行便を運行していて香港や台北経由で行くこともできます。

鉄道
タイ国有鉄道による鉄道網が国内の主要都市の間を結んでいます。隣国のマレーシアやその先のシンガポールとの間はマレー鉄道で繋がっていて、さらにラオス、カンボジア国境へも鉄道路線がありメコン川流域圏開発構想に伴い両国への延伸計画もあります。


日本で使用されなくなった客車が輸出され使用されています。ブルートレインは現地でも「JRクラス」と呼ばれ、割増料金が必要であるにも関わらず高い快適性から人気です。

バンコク市内では中心部の渋滞を解消するため、バンコク・スカイトレイン(BTS)と呼ばれる高架鉄道とバンコク・メトロ(MRT)と呼ばれる地下鉄が近年相次いで開通しました。空港に向かうエアポートリンクや2014年度に部分開通するレッドラインなど都市交通がとても便利になってきています。

水運

かつてバンコクは運河や水路が多く水運が発達しており「東洋のベニス」と謳われたこともありましたが、いまではその多くが埋め立てられて道路となっています。現在でもチャオプラヤー川や一部の運河では乗り合い船が数多く運行されており、慢性的な道路の交通渋滞を避けることのできる交通機関として一定の需要があります。

タイ北部の国境を流れるメコン川では2001年6月にタイ、ラオス、ミャンマー、中華人民共和国との間で瀾滄江メコン川商船通航協定が結ばれ、流域各国間の通商路として利用されつつあります。

バス

国内諸都市を結ぶ交通機関としては鉄道よりも公共輸送公社によるバスの方が発達しています。長距離区間では夜行バスの運行も多く都市交通もバンコクを除くほとんどの都市では小型トラックを改造して作ったバス(ソンテウ)が一般的です。

タクシー :サムローとトゥクトゥク
東南アジアにおけるタクシーの典型的かつ古典的なイメージは、三輪式の自転車です。タイ語ではサムロー(三輪の意)といいますが、バンコクの都市部においては交通の発達により円滑な交通の妨げになるとして乗り入れが禁止されてしまいました。地方においては、いまだ現役で活躍しているのを見ることができます。


三輪のものとしてはエンジンのついたサムロー(トゥクトゥクとも)があり、これもバンコクの名物といってよい存在でありましたが、交通の発達により実用的な観点からは主役の座を降りたと言ってよいでしょう。
タクシーに積みきれないような大きさのものでもトゥクトゥクなら積めたり、小回りが効き渋滞や細い道をすり抜けたりできるため重宝される場合もあります。現在では主に観光客向けの乗り物として利用されています。
地方では、三輪エンジンつきのものが現在でも主たるタクシーとして利用されていますが、その形状はバンコクでみられるものとは異なりオートバイの前部に荷台をつけたより形状の簡易なものが多いです。

メータータクシー:

バンコクなどの都市部におけるタクシーの主役は、エアコンディショナーつきのメータータクシーとなっておりさまざまな会社のタクシーが色とりどりのカラーリングを施したタクシーを走らせています。車種はトヨタ・カローラや日産・サニーなどの日本車が中心です。バンコク市内のタクシーは、安全性と排気ガス規制の観点から一定年数が経つと新車へ代替しなければならないこともあり比較的きれいな車が多いです。初乗り料金は35Bで一般にトゥクトゥクより割安です。バンコクにおいて乗車拒否、メーターの使用拒否は違法であるとの事です。

国民:「タイ人」および「タイの華人」
タイ族75%、華人14%、その他マレー系、インド系、モン族、カレン族などがいます。深南部三県では一部のマレー系住民が以前から離反の動きを見せていましが、近年に入ってさらに状況が悪化し、パタニ解放戦線などの組織がパタニ王国の復興を大義名分にして、反政府活動を行う動きが出ています。南部のマレー半島へはかつてアユタヤ朝が併合を目指して侵攻したものの、明と結んだマラッカ王国によりこの企図を放棄したとされています。

スポーツ
ムエタイはタイの国技です。

国技のムエタイはスポーツとしての勝敗だけではなく賭けとしての関心も高いです。総合格闘技の興行はムエタイのイメージを損ない1999年ボクシング法に触れるものとして2012年3月27日以降は開催を禁止されています。他にセパタクローやサッカー(タイ・リーグ)も盛んです。夕方の公園などではエアロビクスやバドミントンなどに興じる市民をみる事ができます。

モータリゼーションが進みつつある近年は、パタヤなどに本格的なサーキットが建設され、自動車やオートバイレースなどのモータースポーツが盛んになってきています。古くはアジア人初のF1ドライバーであり、世界的に著名なレーシングドライバーであるプリンス・ビラ(タイ王国の王子でアジア人初のF1ドライバー。もっとも後生まで生きたラーマ4世(モンクット)の孫でもある。)の出身国でもある。
(モータリゼーション(motorization)とは英語で「動力化」「自動車化」を意味する言葉で、すなわち自動車が社会と大衆に広く普及し、生活必需品化する現象である。狭義では、自家用乗用車の普及という意味で言われることが多い。)

世界遺産
タイ王国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が3件、自然遺産が2件あります。


<遺産種別/登録年、拡張年/登録基準>

古代都市スコタイと周辺の古代都市群: 文化遺産 / 1991
古都アユタヤ: 文化遺産 / 1991
トゥンヤイ-ファイ・カ・ケン野生生物保護区群: 自然遺産 / 1991
バン・チアンの古代遺跡: 文化遺産 / 1992
ドン・パヤーイェン‐カオ・ヤイ森林群: 自然遺産 / 2005

祝祭日・暦法・紀年法
祝祭日は以下の通りです。
土曜日または日曜日と祝祭日が重なった場合、翌日以降で最初の平日は振替休日となります。

タイの紀年法について西暦も併用されていますが、ラーマ6世によって1912年に導入された仏滅紀元(仏暦)が主に使用されています。導入された当初は太陰暦でしたが、仏滅紀元2483年(1940年)にその年が9月でうち切られて、グレゴリオ暦(太陽暦)との誤差が修正されたため、現在は西暦との間で日にちのずれがないとの事です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回はこの続きをお話ししたいと思います。

それでは本日も一日よろしくお願いします。

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