『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【サイエンス】

英ヴァージン民間宇宙旅行船 英航空ショーでデビュー

イングランド・ファンボロー(CNN)英ロンドン西部のファンボローで9日から世界最大級の国際航空展示会「ファンボロー国際航空ショー」が開幕します。今年は英ヴァージン・グループの宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックの商用宇宙船「スペースシップ2」が欧州デビューを果たして注目を集めそうです。

64回目となる今年の展示会は9日~15日までの日程で開かれ、世界40カ国の1400社が参加されます。航空業界関係者など25万人の来場が見込まれ、旅客機、貨物機、戦闘機、無人偵察機などの商談が行われます。

目玉となるヴァージン・ギャラクティックのスペースシップ2は操縦士2人、乗客6人乗りの旅客宇宙船。報道によると、展示会では同社を率いる英富豪リチャード・ブランソン氏が設計変更などについて説明を予定しています。同船による初の宇宙旅行は来年にも実現する見通しで旅行代金は20万ドル(約1590万円)。これまでに500人が申し込みを済ませたという事です。

民間宇宙船では米スペースX社が開発した無人宇宙船「ドラゴン」が5月に初めて国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを成功させており、ブランソン氏がこれに対抗して衛星打ち上げサービスの計画見直しを発表する可能性もあります。

今年の展示会は欧州が不況に見舞われる中での開催となり、大手航空機メーカーによる新型機発表などの目立ったイベントは予定されていません。軍用機を手がける米ノースロップ・グラマンなど大手数社は出展を見送りました。

【テクノロジー】

Windows 8は10月末に発売 RTM版は8月マイクロソフトが正式発表

Microsoftは次期OS「Windows 8」のリリース次期を明らかにしました。現在最新版である5月末に発表したRelease Preview版の次の段階である「RTM(Release To Manufacturing)」を8月第一週に一般発売する「GA(General Availability)」を10月末に提供するとの事です。

同社が7月8日から12日まで、カナダのトロントで同社最大のパートナーカンファレンス「Microsoft Worldwide Partner Conference 2012」でCEOのSteve Ballmer氏が務めた基調講演で明らかにしました。

バルマー氏はマルチタッチのインタフェースを開発、生産する会社であるPerceptive Pixelを買収したことをこの場で発表しました。Windows 8ベースのシステムを82インチの画面で自在に扱うデモを行ないました。

Officeをクラウド形式で使うOffice 365向けの新たな販売形態として、パートナー企業とエンドユーザーが契約を結ぶ「Office 365 Open」の開始も発表しました。従来、Office 365はMicrosoftとエンドユーザーの直接契約の形態しかなく、実際に販売したパートナーにMicrosoftがキックバックの形でマージンを支払っていましたがパートナーからエンドユーザーに請求したいという要望が世界中から集まったため、Office 365 Openを始めました。日本マイクロソフトのパートナーソリューション営業統括本部統括本部長兼パートナー戦略統括本部 統括本部長で業務執行役員の佐藤恭平氏は「パートナーが自ら付加価値をつけてOffice 365 を販売できるようになる点でエポックメイキングだ」として歓迎しました。

同カンファレンスには、日本からも143社のパートナー企業から273人が参加しています。日本マイクロソフトの社員は89人が参加しています。

【経済】

低価格で太陽光発電システムを提供する「楽天ソーラー」

楽天は、低価格で家庭用ソーラーパネルを販売するサービス「楽天ソーラー」を7月17日に開始します。パワコンや架台など、機器・標準工事費用がセットとなっており、販売価格は出力3.33kWモデルで1,155,000円。国補助金控除後の実質負担額は1,038,450円。

中間事業者を通さずに、太陽光発電システムの販売・設置までを一貫して行なうことで、販売価格を抑えた点が特徴のサービス。同社によりますと、従来は太陽光発電システムを購入・検討する際に、訪問販売の事業者や見積サイトなどの仲介を受ける必要があったが、楽天ソーラーの場合は全国累計24,000軒の販売・加工実績を持つ伊藤忠グループの施工業者「日本エコシステム」と提携することで、品質を落とさずに、低価格でサービスが提供できるとしています。

低い初期投資でシステムが導入できるため、余剰電力の売電により従来に比べ早期に初期投資額が回収できるという事です。一般的な導入方法と比べると37%安く導入できるとしています(補助金含む)。さらに投資回収期間は、従来が17年に対し(東京都補助金有りの場合は13年)、楽天ソーラーは9年(東京都補助金有りの場合は7年)になるとしています。

導入方法は、楽天ソーラーのサイト上で設置予定の住所を入力する。すると、衛星写真をもとに屋根の大きさや形状を確認し、建物に適した製品を自動的に割り出します。国や自治体からの補助金、想定発電量、節約できる年間の電気代などが試算できる「見積りシミュレーション」サービスも用意されます。

さらにパネル設置後は、NTTスマイルエナジーが提供する、発電量を見える化するサービス「エコめがね」も利用可能です。パソコンやモバイル機器上で、自宅の発電・使用電力量が確認できます。

10年間のシステム・工事保証も付いています。購入時には楽天のスーパーポイントも付与され、オープニングキャンペーンとして、7月27日までに同キャンペーンにエントリーし、楽天ソーラーの太陽光発電システムを12月27日までに設置完了した場合、楽天スーパーポイントが10,000ポイント付与されます。

出力のラインナップは、2.77/3.33/3.88/4.44kWの4モデルが用意されます。パッケージ価格は950,000円~1,485,000円で、国の補助金控除後の実質負担額は853,050円~1,329,600円。パネルのメーカーは非公表だが「国内大手メーカー製の多結晶型」になるという事です。

発表会に登壇した楽天 常務執行役員 グリーンエネルギー事業 高橋理人事業長は、楽天ソーラーを開始した理由について「東日本大震災を契機に、自然エネルギーへの関心が高まっている。楽天としても人と環境の未来を考えることを企業の責任と感じ、インターネットサービスを通じて貢献できる方法がないのかと検討してきた。その結果、高品質な太陽光発電システムを手頃な価格で多くの過程に届けるという、楽天らしいサービスを開始する。電力会社が節電を要請したり、東京電力が値上げ案を発表するなど、夏を前に節電の対策が注目が集まっています。日本の消費者にとって、電力供給元の新しい選択肢が提供できれば」と話していました。

太陽光発電に対するニーズは現在非常に高くなってきているという。
「楽天のスーパーセールにおいて、ソーラーパネルを20台限定で、通常の半額で販売したら、瞬間的に売り切れました。最初は『冷やかし』かと疑ったが、(購入者は)本当にニーズのある方だった。太陽光発電システムはこれまで“説得形商品”として販売されてきたが、需要はかなり高まっている。家庭用のソーラーパネルのエントリーモデルを求められている方は多いのに、それを今すぐ提供できる会社はなかった。どこの会社と比較しても、価格には自信がある」と話していました。

佐治公敏副事業長は「東京都からは、補助金は今年度でいっぱい終わるという話を聞いた。また、来年度は消費税の増税も予定されている。かなり駆け込み需要があるのでは」と、今年度のソーラー市場の盛り上がりを予測しています。

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