おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【宇宙】
「探査機にあなたの名前乗せ宇宙へ…ＮＡＳＡ募集」
米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は１５日、２０１６年に打ち上げる小惑星探査機「オシリス・レックス」に、世界中の宇宙ファンの名前を刻んだマイクロチップ（小型集積回路）を積むと発表し、登録受け付けを始めました。
希望者は今年９月３０日までに、専用のウェブサイト（http://planetary.org/bennu）から氏名を登録することになります。登録は無料で、登録者には同サイトから名前入りの証明書が発行され、プリンターで印刷できるようになります。
探査を担当する米アリゾナ大の研究者は「オシリス・レックスの冒険を皆さんと共有できることに興奮している」と述べています。
探査機は１６年に打ち上げられ、１８年に直径約５００メートルの小惑星「ベンヌ」に到達、そこで２年間滞在し、小惑星の表面を約６０グラム削って２３年に地球に持ち帰る計画です。試料の入ったカプセルを地球に送った後、探査機はマイクロチップを積んだまま太陽を周回する予定とのことです。
【車】
「トヨタ”FT-1″公開 スポーツカー試作車、北米自動車ショー開幕 」
世界最大級の自動車見本市、北米国際自動車ショーが先日、ミシガン州デトロイトで開幕いたしました。トヨタ自動車がスポーツカーの試作車を発表するなど、日米欧などの主力メーカーが戦略車を競い合う自動車ショーとなっています。
日本車勢の先陣を切りトヨタは「FT-1」を公開いたしました。商品化は未定とのことですが、「力強く生き生きとした」走りに特化したスポーツカーで、北米のデザイン開発部門がレーシングカーを意識し内外装をデザインしたものです。初日はまたホンダが新型「フィット」の北米モデルを初披露し、日産自動車は量産型スポーツセダンの試作車を公開いたしました。
北米で発売された優れた新型モデルに贈る2014年の「北米カー・オブ・ザ・イヤー」もショーの会場で発表され、GMのスポーツカー「シボレー コルベット スティングレー」が選ばれました。
【映画】
「アカデミー賞:宮崎駿監督”風立ちぬ”長編アニメ賞候補に」
米映画芸術科学アカデミーは１６日、第８６回アカデミー賞のノミネート作品を発表、昨年９月に引退表明した宮崎駿監督の「風立ちぬ」が長編アニメ賞の候補に選ばれました。
「風立ちぬ」はアカデミー賞の前哨戦となる米国でニューヨーク映画批評家協会、ナショナル・ボード・オブ・レビュー、ボストン映画批評家協会の３冠を獲得しています。宮崎監督は２００３年に「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞長編アニメ賞を受賞、０６年の「ハウルの動く城」でも候補になっており、同賞ノミネートは３回目で史上最多となります。
アカデミー賞の王座争いは、連邦捜査局（ＦＢＩ）と詐欺師によるおとり捜査作戦を描いた「アメリカン・ハッスル」（デービッド・ラッセル監督）と、宇宙サスペンスの「ゼロ・グラビティ」（アルフォンソ・キュアロン監督）が作品賞、監督賞など最多１０部門ノミネートで横並びとなっています。
また、奴隷制度の実態を告発した「それでも夜は明ける」（スティーブ・マックイーン監督）が９部門で続き、３強の構図となっています。受賞作の発表は３月２日にロサンゼルスのハリウッドで行われます。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。
