トイレの豆知識 その28.1

こんにちは。コールセンター片倉です。昨日から始まりましたこのテーマ。今日はその2回目です。歴史が少し進み、今日の時代は古代ローマとなります。それでは今回もどうぞよろしくお願い致します。


 

【 古代ローマのトイレ 】

古代ローマは上下水道網が発達していたことで有名です。主なものは、紀元前600年頃、エトルリア出身の第5代王タルクィニウス・プリスクスが建設した大下水道網でしょう。これは、クロアーカ・マキシマと呼ばれた湿地であった土地の水はけ用の水路で、テヴェレ川に排水を運ぶシステムとなっていました。紀元前100年頃には露天だったものにアーチが設けられ、ローマに生まれたこの水道システムはさまざまな土地で模倣されました。もっとも有名なものは、イングランド・ヨーク地方に今でも見る事が出来ます。
水道の発達とともに設置されたのが公衆トイレです。その数は紀元前315年の時点で144カ所、紀元前33年にはなんと1000カ所以上にも及んだとのことです。ローマの入植したトルコのエフェソス遺跡などにはその一端を見る事ができます。下水道が流れる上に設置された座席式の便座で、便座前に貯水槽があり、処理用の海綿が設置されていたとされています。しかし、水道整備が発達していたのは公衆トイレだけであり、個人住宅では穴のようなトイレで用を済ませていたようです。


 

いかがでしたでしょうか。次回もトイレの歴史についてお伝えしたいと思います。あと2~3回程続くと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。

トイレや水まわりのことでお困りでしたら、当社へご相談ください。
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