おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。


【環境】

20番目の”トトロの森”誕生 ふるさと基金が取得



映画「となりのトトロ」の舞台のモデルとされる埼玉県の狭山丘陵で、雑木林を購入するナショナル・トラスト活動を続けている公益財団法人「トトロのふるさと基金」(安藤聡彦理事長)が、所沢市三ケ島で「トトロの森20号地」を取得したと発表いたしました。

平成3年の1号地から数えて20年以上に及ぶ活動で、20カ所目の「トトロの森」となりました。早稲田大学所沢キャンパスに近く、同基金は「早大周辺に残された良好な自然環境を保全する上で弾みになる」と話しています。

同基金は会員の会費と市民の寄付、グッズ販売などで運営されています。前身の「トトロのふるさと基金委員会」が平成2年に発足し、翌年に初めて購入したのが開発計画が迫る所沢市上山口の雑木林約1100平方メートルで、コナラやクヌギなど武蔵野の雑木林を代表する樹種がそろい、「トトロの森1号地」と命名して下草刈りなどの管理を行って一般に公開しています。今では大勢の市民らが散策に訪れる憩いの場になっています。


【宇宙】

知床産エゾシカ、宇宙食に 8月ISSへ


国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する日本人飛行士の食事として、北海道産のエゾシカ肉の料理が8月、無人ロケットで運ばれることが決まったと宇宙航空研究開発機構(JAXA)から発表されました。

日本の宇宙飛行士の食事メニューは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が栄養管理する「認証宇宙食」のほか、宇宙飛行士が好物としてリクエストする「ボーナス食」があります。エゾシカ肉は今年末からISSに滞在予定の若田光一さんからの要望で採用されたそうです。

料理は「知床産エゾシカのしゃぶしゃぶごま風味で、無重力の宇宙では、湯に肉をくぐらせることができないため、加熱処理した肉を氷点下30度で凍結乾燥(フリーズドライ)させ、解凍して食べられるよう工夫したとのことです。

8月4日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる無人補給機「こうのとり4号機」で、地球を周回中のISSに届けられる予定です。生産もとは「知床産のエゾシカ肉はNASA(米航空宇宙局)の厳しい衛生基準もクリアした。他国の飛行士の話題にもなるのでは」と素材の良さをアピールしています。


【地域】

柏ねぶた5年ぶりに一新

千葉県柏市の「柏まつり」を彩る3基の柏ねぶたが一新されて26日、「点灯式」が行われました。27、28日の夜、柏駅西口を練り歩きます。

ねぶたは本場青森市の関係者の協力で平成6年に登場したもので、借り物でないオリジナルを持つのが柏市の自慢です。今年は20年に制作した3基を5年ぶりに一新したそうです。第5代ねぶた名人・千葉作龍さんの協力で陰陽師の「安倍晴明」を新たに作ったほか、「富士の誉」と「津軽為信」をリニューアルしたとのことです。

西口の「ねぶた小屋」での点灯式では、午後6時40分にスイッチが押され、「柏の繁栄のために奮闘している」という設定で作られた、安倍晴明の姿が鮮やかに浮かび上がりました。


それでは本日も一日よろしくお願いいたします。

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