『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニューです。

【スポーツ】

さらなる可能性見せる・内村選手3冠無敵

「体操全日本団体種目別選手権・第3日」(6日、千葉ポートアリーナ)

種目別決勝が行われ、男子は世界選手権個人総合3連覇を達成した内村航平(22)=コナミ=が、出場した床、あん馬、鉄棒の3種目全てで優勝。得意の床では世界選手権種目別で金メダルを獲得した演技から、さらに世界最高峰レベルに難度を上げた構成に挑戦し、16・200点のハイスコア。鉄棒でも大幅に難度を上げ、現行の採点方法で国内最高得点となる16・750点をマークした。また、女子では田中理恵(23)=日体大大学院=が、平均台と床で2冠を達成した。

この男は、どこまで進化するのだろうか‐。世界選手権では前人未到の個人総合3連覇を達成した絶対王者・内村が、全日本種目別でさらなる“可能性”を見せつけた。

床ではスペシャリストの集った10月世界選手権ですら誰も行っていない、難度を示すDスコア7・2点(国際大会7・0点相当)という世界最高峰の構成に挑戦。それでも演技をまとめきり、16・200点の高得点をマークすると、さらに観客の度肝を抜いたのが鉄棒だ。こちらも銅メダルを獲得した世界選手権から大幅に難度を上げた構成(Dスコア7・7点、国際大会7・5点相当)を、完璧に遂行。国内では最高得点となる16・750点を記録した。

この日の3種目はどれも来年のロンドン五輪で金メダルを狙える内容だった。ただ、それでも内村は「まだ限界じゃない。自分でもどこまでいけるか」と、涼しい顔で言ってのけた。五輪での日本人1大会最多金メダルは4つ(1968年メキシコ五輪、体操・中山彰規)。悲願の団体制覇に、敵なしの個人総合、そして種目別。止まることを知らない王者の進化にゴールドラッシュの期待が、がぜん高まってきた。

【スポーツ】

ソフトバンクと激突・中日が日本シリーズへ

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は、ナゴヤドームでセ・リーグのファイナルステージ(6試合制)第5戦が行われ、リーグ優勝の中日がヤクルトを2-1で下し、1勝のアドバンテージを含めた対戦成績を4勝2敗として、2年連続10度目の日本シリーズ進出を決めた。
日本シリーズでは、パ・リーグを制し、7度目で挑戦で初めてCS(プレーオフを含む)を突破したソフトバンクと顔を合わせる。両チームの対決は、ソフトバンクの前身ダイエーが1999年に4勝1敗で制して以来。
日本シリーズは12日、ヤフードームで第1戦が行われる。
【経済】

居眠り運転・目の動きで危険察知

目の動きから眠気を察知し、警告する音を出して居眠りしないよう注意する携帯電話用のソフトを、中部大(愛知県春日井市)の平田豊教授(44)(神経科学・生体情報工学)の研究グループが開発した。

来年春にも、「iPhone(アイフォーン)」向けソフトとして配信する予定。平田教授は「運転席の前に取り付ければ、居眠り運転を防ぐことができる」と期待しており、スマートフォンでも使えるソフトの開発も進めている。

人間には、頭が動いても、バランスを取る器官の働きで、ずっと1点を見ていられるように眼球の動きを自動的に調節する機能がある。平田教授は、眠くなってくると、この働きが鈍くなることに着目。2006年ごろから目の動きをカメラで追う研究を続けた結果、「もうすぐ強い眠気がおそってくる」という危険をキャッチできるようになったという。

【サイエンス】

「季節性うつ」にご用心

木枯らしと孤独が骨身に染みる…秋が深まるとなんとなく悲しい気持ちになるといわれているけれど、はたして秋の物悲しさには医学的な根拠はあるのだろうか? 真相を確かめるべく、精神科医のゆうきゆう先生(ゆうメンタルクリニック総院長)に聞いてみた。

「心理学の研究では“身体の温かさ”と“心理的な温かさ”には密接な関係があるとされ、気温が下がるにつれ気持ちが落ち込むと言われています。しかし、強い落ち込みが続く場合には“季節性うつ”を疑う必要があります」と話した。

なんと季節の変化が引き起こすうつ病が存在するというのだ。エアコンの使用が一般的になり夏に体が冷えてしまうなど季節の変化に対応しにくくなった現代人。季節性うつは自然な生活リズムを崩してしまった人がかかりやすい病気なんだとか。

「なかでも10月から3月頃にみられる“冬季うつ”は、過食、過眠なども主な症状としてあげられます。秋になり日照時間が短くなることで、メラトニンというホルモンの分泌に異常が起こり体内時計が狂ったり、神経伝達物質のセロトニンが減ることによる脳の活動低下が原因と考えられています」

では、冬季うつを防ぐためにはいったいどうしたらいいの?

「うつ病の治療法のひとつに日光に近い光を一定時間浴びる“高照度光療法”というものがあります。人の体は日に当たることで体内時計を調節しているので、意図的に光を浴びて体内バランスを整えるのが目的です。なので、手っ取り早く冬季うつを予防するなら、夜は早く寝て朝一番にカーテンを開け太陽を浴びること。うつ病予防にはホルモン分泌や体内のリズムを整えることが何よりも大切です」

スポーツの秋、読書の秋などいろいろな過ごし方があるけれど、憂鬱な気分に陥らないよう秋の夜長は早寝するに限るようです…。

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