トイレの豆知識 その8.2

コールセンター片倉です。

トイレの豆知識9回目・・・ではなく、8.2回目でお届けしたいと思います。内容が前回の続きですので、8.2回目とさせていただきました。「トイレの流れる仕組み」の2回目です。

今回は「タンク」についてです。タンクとその中がどうなっているか、皆さんはのぞいたことがありますか?

それでは今回もよろしくお願い致します。


 

【 タンク 】

タンクに関しては、種類がいくつかあります。最もポピュラーなものは、「手洗付タンク」でしょうか。上の画像のようにタンク上部から水が出るものです。当社ではこの他に「手洗いなしタンク」もお選びいただけます。あれば手が洗えるので便利ですが、なしの方にも掃除がしやすいというメリットがあります。トイレ内や近くに手を洗う場所があるなら、手洗い無でも良いかもしれませんね。

ちょっと断線しましたが、手洗付タンクの中を覗いてみましょう。中には、いくつかの部品がみえるはずです。

【 ボールタップ 】

トイレのタンクの中にあるあの「浮玉」です。 と言ってもなかなか目にするものではありませんね。
この玉が下がれば給水し、玉が上がれば水を止めるという仕組みになっています。

水が流れる仕組みとしては、「大・小」と書いてあるレバーを回すと、そこにつながっている鎖がゴムフロート(後述)を引っ張りあげて、タンクの水が排水口から流れ出すという形になっています。浮玉が下がるとともにゴムフロートが閉まる → ピストンバルブが開いて給水が始まる、という仕組みです。
ちなみに、水が出ない場合などは、この浮玉がタンクに引っかかっていることが原因になっていることがあります。支持棒のボールタップ側の小さいナットをゆるめて、浮玉をはずすことでこれが解消されますので、焦らずに対処しましょう。
なお、フロートバルブそのものが劣化すると、水が漏れてしまいますので注意が必要です。

【 オーバーフロー管 】

またこのボールタップが故障した場合、タンクの外へ水があふれるのを防止するために、「オーバーフロー管」というものがあります。タンク内部で漏水が生じた時は、水はこの管を流れ、トイレの外に溢れる事なく便器に水を逃がすことができます。

【 フロートバルブ 】

タンク内の水を便器に流したり、止めたりするのは「フロートバルブ」です。「レバーハンドル」とつながれた鎖がついています。
なお、フロートバルブそのものが劣化すると、水が漏れてしまいますので注意が必要です。


実はもう一個大切な部品があります。それは・・・次回に回したいと思います。水そのものを止めるアレです。

 

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